ハゲ持ち父さん、貧乏父さん

髪と引き替えに金持ちになったハゲ持ち父さんのお金に関する教え。株式投資、都心マンション、書評など。

シンプルながら精度が高い、騰落レシオ投資法

シンプルながら精度が高い、騰落レシオ投資法

ー騰落レシオとは
東証一部の全銘柄の上昇数、下落数を指数化したもの。

・他の市場の騰落レシオもあるが、東証一部のものを使う。

・25日間のものを使う。

・騰落レシオ計算式は、期間中の日ごとの

値上がり銘柄合計/値下がり銘柄合計×100

ー騰落レシオの見方
・70以下が底値圏を示す買いシグナル、120超えが加熱を示唆し売りシグナルとなる。

・底を当てる精度は高いが、天井はあてにならないので目安程度に。

・10年以上前からあるような手法で目新しいものではないが、シンプルながら一つの指標としては底値当ての精度が高い。

・25日間以外の期間のものも計算できるが、あまり使わない。

騰落レシオの確認はこのサイトなど
参照:騰落レシオ 日経平均比較チャート
https://nikkei225jp.com/data/touraku.php

ー騰落レシオを使った売買戦略
・相場全体の暴落の底値付近でのみ株を買う方法である。

・平均して70を割れる買い場は一年に3回程度なので、短期売買を繰り返すのには向かない。

東証一部騰落レシオ70割れを買いシグナルにして、翌日寄り付きで買いを入れる

日経平均などのETFを買うか、高配当やバリュー系の個別株を買う

・底値から1か月程度経過、または騰落レシオ120か140で利益確定

・うまくいって利益が乗っているなら売り時は厳密に決める必要はない

・1,2週間程度で大きくリバウンドをとれた場合は、欲張らずに半益しておくのもいい

ー買いが失敗する場合
・70を割れて買った後、一週間程度で騰落レシオや株価が上昇に転じず、安値を割れた場合はさらなる底へ向かう場合もある。

リーマンショック時などは70を割れてもあまりリバウンドせず、60を割れて50台まで下がった。

・他のテクニカル指標やファンダメンタルズ分析などを組み合わせることで、精度を上げることができる。

・底値にならず安値割れなら損切りするか、買いポジションの金額を減らすなどする。

・70を終値で割れなければ買わないという方法もあるが、その場合は多くはないチャンスに買えずに終わることになる。

・買い方は3回に分けて買うなどとれるリスクによって決める。

参照:買い付けコスト削減テクニック(3,3,4買い)
https://note.mu/nyantama/n/n8d60e6e811f6

ー2018年10月29日~の事例
・直近2018年10月29日に71.16をつけて騰落レシオの底となり、反転している。

・10月29日終値で70は割れずだが、前場は大きく下落していたので70を割れていたが、後場に上昇して終値では70を割れないで短期底となった。

・その後日経平均は10月26日(金)20971円の安値から5営業日後に22308円までリバウンドした。

・翌日、翌々日も日経平均は21000円付近でのもみ合い、個別株や新興市場はさらに売られて29日、30日が底だったものも多かった。

・29日からの三日間の騰落レシオは71.16(場中は70割れ)、72.52、72.80だったので、底付近を3回くらいに分けて買う方法も有効だった。

日経平均は26日が底なので騰落レシオより一日早く底だったが、その後二日間も同じくらいの水準でもみ合いだったので、どの日に買っても大差はなかった。


以前書いた暴落買い手法の記事でも、騰落レシオと他いくつかのシグナルを組み合わせて買いの判断としている。
参照:暴落買いのガイドライン、リスクを抑えた逆張り投資法
https://note.mu/nyantama/n/n03c6c7d55715


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投資をゆるくやりたい超初心者向け重要ポイント

投資をゆるくやりたい超初心者向け重要ポイント

リアルで少しだけ株をやってみたいという相談を受けて教えてる内容を簡単にまとめました。

プロとしてでなく、サラリーマンや学生が試しにやってみようかな程度の人向け。

要点だけなので、詳しく知りたい部分は本やネット検索で勉強しましょう。

ーネット証券に口座開設
特定口座源泉徴収ありを選択
手数料プランは一日の約定代金合計で計算するアクティブプラン選択(証券会社によっては口座開設完了後の変更)
ついでに税金安くなるNISA開設

ー取引ツール、アプリのインストール
パスワード変更
成り行き注文は原則として使わない
指し値で注文する

ーまずは知ってる会社の優待でも探してみる
見つけたら株価ボードに登録
株価、配当+優待利回り、PBR、PERの概要程度は覚える


買う時の重要ポイント三つ
1、長期で見て株価が安いものを買うことを心がける(週足、月足チャートで確認)

2、会社の中身がいい株を買うことを心がける
黒字で配当+優待利回り5%以上目安、PBR2倍以下目安(2018年10月現在の場合)

3、欲しい株は全部一気に買わず、日経平均が大きく下げた時に少しずつ買う

ー月足、週足、日足の順で見て、なるべく長期で安くなってるものを買う
または下落や横ばいから上がりはじめたものを買う

ー月足、週足、日足の順で見て、なるべく長期で安くなってるものを買う
または下落や横ばいから上がりはじめたものを買う

ーバリュー投資、低位株投資が投資の王道
なるべく株価の低いものか黒字でPBRの低いものを買う

ー積み立て投資、ドルコスト平均法など時間分散買いの考え方をざっくり理解する
株を買うときは何回かに分けて時間分散して買うだけで長期では儲かる

ポートフォリオ(PF)理論、資産配分、リバランスの概念をざっくり覚える
PF理論とは、ある程度の銘柄分散投資でリスクを減らすのが大事ということ
分散したら利益は減るがリスクも減る
初心者は小ロットで分散から入る
現金と株の比率を調整することでリスクを減らす
定期的に自分の保有株一覧のPFをチェックし、株が上がったら少し売り、下がったら少し買ってバランスを調整する方法がリバランス
優待株だけなら株価見ないで放置でもいい

ー現金(生活費3ヶ月分を除く)と株の二つの比率をどのくらいにするか
ややこしいこと考えたくないなら金額で決めて、最初は30万か100万(資金力による)ではじめてしばらくやってみる
大きく減ったらその原因が理解できるまで追加入金はしないほうがいい
比率で決めてやるなら、現金80%、株20%くらいからはじめてみて、増やせそうなら株の比率30%-50%くらいまで
現金>株の状態は勝てるようになるまで維持しておく

ー景気や経済がどうとか、株価が上がるか下がるの予測は全く無意味だから勉強しなくていい
大きく上がったり下がったりしたのをニュースで知っといて、欲しい株が暴落したとき買う程度

ー情報は株探で十分
株探
https://kabutan.jp/

もっと知りたかったら下記の記事で勉強してね。

何を勉強すればいいのかわからない初心者から上級者まで読める内容です。
優先して覚えるべき指標と実践活用法、初心者が優先して勉強したほうがいいこと
https://note.mu/nyantama/n/nb4582230db82

勝てない人の一部は「こうすれば儲かるという法則があるのではなく、儲かる確率が高いところにお金を投入して増やして回収する」という発想が理解できないようだ。
初心者から上位の投資家になるための道筋、勝つために目指す方向とは
https://note.mu/nyantama/n/n214ab7927aa0

損しないロジックから逆算して考えるのがコツ。
売買手法の作り方とシンプルなリスクコントロール
https://note.mu/nyantama/n/n28d4d336ed2b

 

7177GMOフィナンシャルの短期売買事例~高配当もらいながらの塩漬け投資に向いてる銘柄

7177GMOフィナンシャルの短期売買事例

基本データ2018年10月16日現在

時価総額
850 億円

予想PER
10.76

実績PBR
2.72 

予想配当利回
4.51%

投資方針
バリュー系銘柄の短期リバウンド狙い逆張り投資を行いつつ、想定より大きく下がってしまった場合は、中長期に時間軸スライドして高配当株として塩漬け。
ロットやPF全体に占める割合をナンピン前提に調整し、可能なら短期での回収、回転売買で稼ぎつつ、中長期保有に変更しても問題ない。
大赤字に転落や不祥事などの事態がなければ、ほぼ負けなしの投資となる

ー配当性向約50%で3ヶ月に一回の四半期配当実施なので、塩漬けにしても3ヶ月に一回元本を回収できる
利回り4%年4回なら、3ヶ月に一回投資額の1%くらいの配当金。

ー年2回優待あり3000円ー15000円のGMOクリック証券の手数料キャッシュバック
優待を利用しての売買コスト削減可能。

ーシェア世界一のFXが利益の大半がなので、仮に株式市場が暴落してもボラティリティがなくならなければ利益は確保できる会社

ー月足チャートでの上場来安値620円含めて6回ほど600円台半ばまでの下落があるのでこの辺が下値めど
長期の抵抗帯となっている部分を把握しておく

ー下抜ける可能性もあるが、高配当利回り+優待があるので下がっても塩漬け投資に向いている

ーPBRは割安というほどでもないがそれほど高くもない

ー市場環境で利益がぶれるので、PERはあまりあてにはしないで目安程度に見ておく

ー3年前の利益でEPS45円ほどなので、この利益にもどっても700円でPER15ー16倍程度

ー直近の株式売り出しは東証一部指定替えのためとも考えられるため、将来期待もあり

短期の分析
ー大量売り出し価格786円300万株
戻り売りが出てくる需給の壁と考える

ー10月12日受け渡し
この日に直近の安値をつけている

ー9月25日高値922円
下落前の高値

ー10月12日安値675円
相場全体の急落と、個別の大量売り出しが重なっての空売りや投げが集中した可能性

ー200日線798円、75日線845円
移動平均線マイナス乖離の修正狙い可能なレベル

ー10月2日885円から8営業日で675円まで210円短期急落
短時間で下がった場合のほうが、その価格帯の戻り売りが少ないのでリバウンドも期待しやすい

イメージとしては下値で多少乱高下やもみ合いで売りをこなし、12月末の優待配当権利日や相場全体のリバウンドで徐々に戻っていくという想定。

以上のことから700円前後を複数回に分けて買い、下がれば塩漬けにしながら追加する方針で投資。

売買手法は以下の記事参照。
時間軸スライド投資法
https://note.mu/nyantama/n/n4792f4b75e65

分割買い下がりでやってはいけないこと、時間調整と値幅調整を理解する
https://note.mu/nyantama/n/nb59a33adef6b

売買手法の作り方とリスクコントロール
https://note.mu/nyantama/n/n28d4d336ed2b


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初押し狙いの銘柄判定法、押し目買いのガイドライン

初押し狙いの銘柄判定法、押し目買いのガイドライン

これまで初動、初押しを狙うのが最も効率的な稼ぎ方だと繰り返し書いてきた。
初動をとらえるには材料が出てすぐ中身を精査して買ったり、出来高が少ないうちに買わないといけなかったりと、難易度がやや高い。


それに対して初動後の最初の押し目、初押し狙いなら一回ストップ高した銘柄の中から探すこともできるので、銘柄選びが比較的簡単だ。
情報源がツイッターなどで虚偽の情報だった場合でも、一日経過すれば本物かは明らかになっている。

先日、「押し目になって上がっていく銘柄と、ダメな銘柄の見分け方を知りたい」という質問が質問箱にあった。
その回答でも言ったことなのだが、ポイントは

当たりハズレを完全に見分ける方法はない、成功確率と得られる利益の期待値の問題と考えて最適な売買をする

ということである。

ただし自分がストップ高まで全部買い上がる場合は別だが、その場合は買った分を全部売りさばけるかという新たな問題が出てくる。
よってその場合は上がるのは確実だが、確実に儲かるわけではない。

以前の記事も参照
初動、初押しを狙う(実践編)
https://note.mu/nyantama/n/ndf3df382727d

今回は初動の後の初押しにしぼって、まだ全部は書いていないが概要だけ先に配信しておこうと思う。

ー初動と初押しは一応分けて考えている
ー初動は急騰開始時点から上げ(高値更新)が止まるまで

急騰(ストップ高)→初押し→反転上昇→高値更新

初押しは5日線の上で、
1,最初の短期天井後に、5日線の上で下げ(安値更新)が止まるまで
2,その後いったん下落して、上昇がはじまるまでしばらくのもみ合い
3,反転上昇開始(分足レンジ上抜けなど)
4,高値更新
1が終わってからの2、3あたりを初押しとする

1に飛びつくのが初動買い
2と3あたりを買いで狙う初押し買い
4で買うのが高値ブレイク買い

どれも有効な手法で、地合い、時価総額、対象銘柄などによってどれが最適かは異なる

ー2-3営業日以内に高値更新しそうなものを対象とする
・材料の賞味期限は反応初日から5-10営業日、または上昇(高値更新)が止まって3営業日程度と考える

ー初押し後に高値を超えた場合は上昇継続、超えられないで安値更新の場合は下落転換または数日以上の時間長めの調整に入ったとみる
ー最初の高値を超えるかどうかがポイントで、高値を超える銘柄を選ぶことを目指す

ー初押し銘柄の探し方
・適時開示情報、株探など新規材料で初動の銘柄を探す
・値上がりランキングとストップ高で見つける
・慣れてない場合はストップ高してないものは弱いから除外でいい

ー5日線割れが定着してすぐ戻らない場合いったん終了と考える
・割れたその日か翌日に戻らない
・割れた位置でもみ合いでなく安値更新が続く
・反転上昇の勢いが弱い
・買い板がスカスカすぎる
など

ーダメなパターンの特徴
・初動で上がりすぎ(押し目がないので初動買いでないと儲からない)
・高値から押しすぎ
・高値から上昇幅の20%ー30%下落までが目安で、50%以上押すのは弱い
ストップ高一回で高値更新できない値段まで押した場合など
・相場全体の地合いが悪い場合の重たい銘柄、貸借銘柄
・高値を抜けない
押し目っぽい位置でのもみ合い時に安値更新がなかなか止まらない
・日足の位置が高すぎる
・ファンダメンタルズが割高すぎる
時価総額が大きすぎ(300億以下目安)

ー銘柄選定の指標
・チャート
ストップ高の有無
・ファンダメンタルズ
・材料の中身、強さ

ー銘柄やタイミングを当てるのではなく、資金投入の方法で利益を最大化する
・投入資金量を調整して損小利大にすることで利益を最大化する
買い付けコスト削減テクニック(3,3,4買い)
https://note.mu/nyantama/n/n8d60e6e811f6
・ロットは高値圏は小さめに、底値圏は大きめにして時間軸スライドも可能
時間軸スライド投資法
https://note.mu/nyantama/n/n4792f4b75e65
・資金に余裕があるなら低PBRなどバリュー系、低位系を対象にして塩漬けもあり


詳細に関しては今後まとまったら更新しようかと思ってます。
細かく知りたい項目のリクエストがあれば優先して書こうかと思うので、DMか質問箱等へ。

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投資家の脳みそのタイプを分類してみた

ー投資家の脳みそのタイプを分類してみた

 

学生脳
ー学校のテストのように勉強すれば成績が上がって勝てると思っている
・考え方は間違っていないので単純に頭がよければ勝てるが上位一桁%くらいか
・すべて学習するには膨大な時間がかかり、どれが重要なのかも難しいのでこういうやり方は要領よく勝ち組になってからやったほうがいい

 

ー負ける人
・学校の勉強のように教科書をきっちり勉強したがる
・目的が儲けることという意識が薄いため、どうでもいいことの勉強に無駄な時間を使いがち
・意図的にお金を奪いに来る人間がいるという意識が薄いため、煽り、はめ込み耐性が低い

 

ー勝てる人
・大型株や為替、指数先物での優位性が高いと考えられる
・ファンダメンタルズ、テクニカル、ロングショート戦略、マクロ経済、相場サイクル等バランスよく使う
・技術レベルが一定レベル以下だと運以外では全く勝てないが、レベルが勝ちのラインを超えると機械的に勝てる
・少額には向かない、大口向け
・高学歴な人に向いてるのではないかと思う

 

ギャンブル脳
ー好きな言葉は一攫千金、感情や気合いで勝とうとするギャンブル脳、一発屋
株式投資は短期的にはゼロサムに近いが、経済成長分ややプラスサムなので、上位数%程度のうまいギャンブラーは十分勝てるぬるいゲーム
信用取引などでの過度のレバレッジナンピン追証などやってる養分が目立つ
・ハイレバ、ハイリスクな仕手株、新興などを好み、値幅は大きくテンバガーなど夢を追う
仕手株、IPO、マザーズ、低位株、ボロ株など

 

ー勝てるのは計画的にやるタイプ
・安値で仕込んで株価見ないでガチホ、高値で買わない、レバレッジをかけない、相場全体が高い場合は全部現金化して休むなどの基本ができていれば十分勝てる。
・時間的、資金的余裕が必要だが、小ロットで大きく狙うスタンスなら倒産で-99%、上は+100%、+1000%のリターンだから、リスクよりリターンがはるかに大きく有効。
・少額の場合はこういうので一発当てるのを狙ったほうがいいが、勝ちへのロジックがあるのか、再現性があるのかが問題。
・時間的、資金的な余裕がある程度必要なので事前にどうするかを決めておき、感情的になりすぎないようにすると勝てる

 

エンジョイ脳
ー投資は趣味のごく一部、ちょっと儲かれば満足、優待などを少額で無理なく楽しめる
・一般人はこの辺で貯金より儲かれば十分

 

コンサル脳
ー結果から逆算して勝ちへの詰め将棋を構築するコンサル脳
・確実な勝ちを積み上げる方法を理論化して試行する
・原則損切りしない低位株ナンピン投資
東証一部昇格イベントなど、ストーリーの先回り投資
・タイミングがずれても儲かるようにPF理論、定期リバランス、ドルコスト平均法などを利用

 

ゲーム脳
ー「対人ゲームタイプ」と「パズルゲームタイプ」に分けられる
ー全体のイメージやパターン学習で勝ちパターンを発見する対人ゲーム脳
・麻雀、対戦ゲームなどのように人間相手と考えるタイプ
・負け組群の負けを確定させれば勝ち分を山分けで勝てるという論理、カモの逆張り
空売りの踏み上げや仕手株崩壊、市場の暴落などで売らざるを得ない人間がいるところを狙い撃ち
・上がったところで買うのは先に買った人間の勝ちを確定させているという認識があるので慎重

ー人間が売買しているという認識は無視して数学パズルのように考えるタイプ
クオンツ系のヘッジファンド、高速アルゴのようにゆがみをかすめ取るシステム

 


ーーーーーー勝ち組の壁ーーーーーーーーー

 


学者脳、評論家脳
ー真面目に教科書で一から勉強ばっかりしているがなかなか実践せず、批評や解説ばかりしている使えない学者脳

融通の利かない理系脳とも言える。

 

1998年大手ヘッジファンドLTCMを破綻させてアジア通貨危機を引き起こしたノーベル経済学者は、意図的にロシアをデフォルトさせて儲けようと考える人間がいることを想像できず、
ロシアが破綻するほとんどありえない事態にならなければ儲かるという前提でロシア国債買い、米国債売りの裁定取引を行い養分となった。

今の時代ならリーマンショックなどたくさんのデフォルト事例があるからロシアが絶対破綻しない前提の投資が成り立つわけがないことは感覚的にわかるのではないだろうか。

当時はこうした事例のデータが少なかったからこんなアホなことをしたのかとも思うが、やはりこれは理論ばかりで実践を知らない学者脳のカモが、
お金の奪い合いと認識しているゲーム脳の短期筋にカモられた世界最大規模の事例ではないかと考えている。

リーマンショックは少し異なり、会社が潰れても首になるだけで自分の金が減らない経営陣がギャンブルしただけで、やってる方も薄々わかっていてやった事例ではないかと考えている。

ノーベル経済学賞など儲けるのにたいして役に立たないどころか、今の時代なら初心者かと思うようなことをやっていたのだ。

ゲーム脳は相場をお金の奪い合いと考えるので、カモが逃げられないポジションを持っているところを探し、意図的に狙い撃ちする。
信用取引で新興株を買ったり、先物やFXで一定ラインを超えると追証ロスカットがかかるポジションを持つカモを狙って狩りに行く。
原理的にカモの損失分が買った人間で山分けになるからだ。

 


雑魚イナゴ脳
ーメディア、偉い人や有名な人の言うことをそのまま信じてしまう雑魚イナゴ脳
・自分の利益を追求より人の批判や損を喜んだりばかりしている
・自分の頭で物事を筋道建てて考える、論理的に考える脳みそがない
・同じパターンで何回損しても、それを繰り返し続ける
・まともな人の話や意見をきかない
・カモにされている認識が薄い
・結果が出てないのに謎理論が多い
・雑魚同士で群れて負のエネルギーを増幅している

 

ー抜け出すには
・自分の利益を増やすという目的をもって勉強する
・人の意見は参考にするが、自分の基準をもって判断する
・損したパターンをきちんと分析して同じことを繰り返さない
・有名だから、儲けてるっぽいからではなく、話の中身を理解して情報を判断する
・生涯収支がすべて、マイナスなら自分は下手くそなカモだと認めてプライドを捨てる
・ある程度勝つまでは自分で理論を作るより、人の理論をそのまま使えるかどうか検証してアレンジするほうがいい
・雑魚と群れない

 


今後それぞれのタイプ別に勝ち組になるための記事を書いていく予定。
どれか一つではなく、自分の得意分野を優先して勝つために必要な部分を切り取って使えばいいと思う。

短期売買の本質と今までの関連記事まとめ、初心者~上級までの道

短期売買の本質と今までの関連記事まとめ、初心者~上級までの道

ー初心者~中級向け記事
優先して覚えるべき指標と実践活用法、初心者が優先して勉強したほうがいいこと
https://note.mu/nyantama/n/nb4582230db82
初心者から上位の投資家になるための道筋、勝つために目指す方向とは
https://note.mu/nyantama/n/n214ab7927aa0
情報収集ツールと手順
https://note.mu/nyantama/n/nf46463ec3645
参考書籍一覧(随時更新)
https://note.mu/nyantama/n/n15080bf8d066

ー短期売買、仮にデイトレ~一週間程度を前提とすると

需給>>テクニカル>>ファンダメンタルズ
である

ー中長期だと
ファンダメンタルズ>>需給>>テクニカル

ー難易度はどれかの特別な才能がある場合以外は、短期ほど難しいのが基本となる
スキャルピング>>デイトレ>>スイング、中長期

ー株は売りよりたくさん買えば上がるのだから需給が最優先される、テクニカルもファンダメンタルズもクソもない
上がったり下がったりを繰り返しながら上がるか下がる、この波の中でどう利益をとるかというだけのゲーム

テクニカル分析の本質
テクニカル分析始値終値・高値・安値の数字を、足し算・引き算・かけ算・割り算で適当にいじっただけのものなので、深く研究してもたいした意味はない
勝率を上げたり読みの精度を高めるツールとしての有効性はある
チャートパターン、酒田五法、移動平均線移動平均乖離率、ボリンジャーなど

ーテクニカルの有効性は高いものと低いものがある
大型>>>小型
為替、先物株価指数>>個別銘柄など

ー初動も底からの反転も二回か三回波打って上がることが多い
逆張り買いの重要指標、ダブルボトム、トリプルボトム(二番底、逆三尊)
https://note.mu/nyantama/n/n57ef1a0bbcd4
暴落買いのガイドライン、リスクを抑えた逆張り投資法
https://note.mu/nyantama/n/n03c6c7d55715

ー短期は投入できない資金量でなければ、需給がゆがみやすい小型のほうが上にぶっ飛べば早く儲かるので効率がいい
必要な勉強量、情報量も不確定要素も小型株、短期売買ほど少ないが、その分難易度は高い
実力があるなら運要素が少なくて早く儲かる短期が断然いい(運用資産10億程度までとする)

ー儲けること<損しないこと
上昇の上下の波のなるべく初動で買って、なるべく終わり付近で売れば一番儲かる
しかし現実的にはそれは難易度が高い
「安く買って、上がらなければ買値付近で撤退すれば、損しないで勝ちが積み上がる」という論理を優先する
初動、初押しを狙う(実践編)
https://note.mu/nyantama/n/ndf3df382727d

ー買い方の工夫によって損切りに至る可能性を低くする
買い付けコスト削減テクニック(3,3,4買い)
https://note.mu/nyantama/n/n8d60e6e811f6

分割買い下がりでやってはいけないこと、時間調整と値幅調整を理解する
https://note.mu/nyantama/n/nb59a33adef6b


ー短期のファンダメンタルズについて
参加するゲーム(銘柄)を選ぶ段階で、勝つ確率の高いか負ける確率の低いゲームを選択するのに役立つもの
メタゲーム段階のツールと考える
長期に時間軸スライドする場合には必要となるので、チャートで勝てるようになったらファンダメンタルズも勉強
時間軸スライド投資法
https://note.mu/nyantama/n/n4792f4b75e65

ー絶対値の低いところで戦う(低位株投資)
株価の相対値と絶対値では絶対値の低さが優先される
株価は1円までしか下がらないので、どんなに売っても1円に近づくほど売りの金額は減る
時価総額以上の売りがでることはありえないので、売りを全部買えば絶対に上がる
売買対象とする銘柄の時価総額以上の資金があれば理論上絶対負けない(実際は面倒なので全部買うなんてやらないが)

ー相対値の安値での戦いの場合(バリュー投資)
絶対値はそれほど全体相場の影響を受けないが、ファンダメンタルズで算出された理論的な株価が相対的に割安などの場合、
個別銘柄のファンダメンタルズ悪化、全体相場の下降トレンド転換などによって下方に水準訂正されるリスクがある分、絶対値が低い場合より不利である
短期高速バリュー投資とPERの考え方・使い方
https://note.mu/nyantama/n/nc32a0cd90792

ー発行済み株式すべてが市場に出てくるわけではないので、フェルミ推定で短期売買されている株数、金額を概算する
ー底はある程度ピンポイントで当てることは可能だが、天井は買ってみないとわからない

まだまだありますが今回の公開はここまでにします。
そして生涯現役なので、有料でも全部は公開しません。
リクエストや質問が多いものを優先して、まだ書いていない詳細に関してこれから記事を書いていく予定です。


今回の記事は以上です。

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デイトレ、スイングトレードの証券会社、PC、ツール、画面構成など、現在の取引環境について

デイトレスイングトレードの証券会社、PC、ツール、画面構成など、現在の取引環境について

デスクトップパソコン
ーBTOで30万いかないくらい、CPU以外はそこそこ高性能な程度、PCに全く興味もこだわりもなし
ー4画面出力可能
ー解像度3840×2160以上なるべく大きいもの推奨
ー前のBTOデスクトップが6年目くらいで壊れて修理不可だったので、そのままハードディスクをその場で破壊してBTOを発注した。

モニターについて
ー28インチ4枚使用
ー視力が低くて文字が読めない場合を除き、解像度3840×2160以上なるべく解像度が大きいもの推奨
ー4Kモニター4枚まで接続可能なものにした。
ー型番ASUS PB287Q
 ゲーミングモニター - 28型4K UHD (3840x2160), 1ms応答速度, フリッカーフリー

PCデスク
ーカッシーナのエアーフレーム
かなり昔買ったものだけど、2018年現在もも青山ショールームに展示してある
買った当時50万しないくらい
デザイン重視で選んだが、引っ越し業者が組み立てお断りしてくるレベルなので、引っ越し時に組み立て頼むと数万とられるので注意

現在の環境
ー4Kモニタ3840×2160を4枚
ー真ん中の一台だけ横向きで、あと3枚を縦にしている
ーノートパソコン2台、それぞれにモバイルディスプレイ接続して2画面プラス
ー1台は正面に置いて情報収集用
ーもう1台は左側に置いて、発注と多少の監視用
ーノートにはそれぞれASUSのモバイルディスプレイを接続して2画面に。
電源ケーブルいらなくてUSBをパソコンにつなぐだけだから、旅行にも持って行けるしコードがぐちゃぐちゃにならなくて便利。
ー型番ASUS MB169B+
15.6型ワイドモバイルディスプレイ ( IPS / 広視野角178°/ 厚さ8mm / 重さ800g / 1,920×1,080 フルHD / USB3.0 / ノングレア / 3年保証 ) 

利用している証券会社
SBI証券
メイン1、現物、信用、IPOなど

岡三オンライン証券
メイン2,現物、信用、主に低位株用

ーGMOクリック証券
サブ1、信用口座もあるが基本現物のみ、バリュー、優待、損切りしない予定の低位株など

楽天証券
昔かなり株でも使っていたが、現在はあまり売買しない先物のみ

ーDMM証券
サブ2,現物株中長期分お試し中だが、ツールが残念なため撤退か暴落時だけ買う用になりそう

マネーパートナーズ
FXで使っているけどあまり売買していない

SBIと岡三がメインだが、9月にマケスピ2をリリースする楽天にメインを移動するか、サブとして追加する予定
松井、カブコム、マネックスは通常手数料ぼったくり系なので、毎日必ず売買しないタイプに向かないため使ってない。

取り引き画面の構成についてはnoteに少しだけ書いてます。

デイトレの証券会社、PC、ツール、画面構成など、現在の取引環境について|にゃんたまω超短期投資家|note

 

↑こちらから

 

 

ストップ安銘柄のPTSを含めた売買戦略と事例、9263ビジョナリーの売買記録

現在ブログの他に一部有料のnoteも書いているが、あまり多くに公開したくない部分は情報の劣化速度を速めないためにも有料noteにしている。

 

どっちで配信するかは書いてみて読み直して決めることにしているのだが、今回の売買は一部有料にすることにした。

 

ストップ安銘柄はリスクの高いものも含まれるので、難易度はそこそこ高いかもしれない。

大損のリスクもあるので上級者向けだと思う。

 

ストップ安銘柄のリバ狙い

9263ビジョナリーHDのS安PTS売買時の思考・分析プロセス事例

2018年7月26日のPTS夜間取り引きと、翌日金曜寄りつきまでの売買事例を何を見てどう売買したのか書きました。

ー悪材料となったのは7月25日引け後のIR、大株主の株式大量売り出し

ー翌日7月26日は引けストップ安比例配分のみ終値142円(-50円)

ー倒産、廃止リスクは出てない
・S安の逆張りの場合、会社の存続が危ないようなものは理解していない限りはデイトレのみにする

ー業績も関係ない需給要因のみなので、主にチャートとテクニカルで考える

ー5月30日安値119円、6月6日安値114円、6月18日安値116円がレンジの下限になっていたので110-120円付近が節目か
・ボックスで推移した値段の下限付近は売り圧力が減ると思われる
・例えば今回のストップ安での下落前に120円で買った投資家は130円でなら利食いなので売って処分しようとするが、
110円寄りなら買値までリバウンドを待つ投資家も多いだろうと推測できるため

ー信用買い、既存株主の投げ中心か
・ファンダメンタルズの変化がないため

空売りは機関のみ(デイトレのプレミアム空売りなどは除く)
・貸借銘柄ではなく、空売りできるのは一部だけなので無視する

ーストップ安当日の引け株価142円売り注文残り1421万株
・実際に売りが何株出ていたのか見ておく
・ただし比例配分のみの場合は比例狙いで多めに空売りを入れたり、10万株のうち5万株売りたい場合でも全部売りに出すので、多めに売りが出ていると考える

ー朝の成り行き売り500-700万株程度(記憶なので曖昧)
・短期かつ早く売りに出している投資家の売り数の目安に

ーストップ安到達時売り800万株程度
・寄る可能性もあったので、実際売りたい実弾売りに近いと思われる

 

続きを読みたい方はnoteにて

note.mu

2018年9月末最後の低位株併合ラッシュを狙って待機

ツイッターでちらっとつぶやいたけど、9月末10月頭に最後の低位株併合ラッシュがある。

東証が2018年中に100株単位に統一しろとの通達していた併合ラッシュの最後の駆け込みが終わる。

私個人は200円以下で監視している株のうち、低位という理由だけで売買していたもので併合するものは、すべて監視から削除して売買することもなくなるだろう。

 

投資家サイドにはデメリットしかなく、会社サイドも見た目の株価の数字が大きくなるのと株主数が増えすぎないようにするくらいしかメリットがないと思うのだが、右へならえで併合する会社が多いのは残念だ。

 

今日株価200円以下でスクリーニングしてみると、200円以下がわずか122件しかヒットしなかった。

異常事態である。

ここからさらに数十銘柄が併合でゴミ化するとなると、残った低位の中で10円台のボロ株や保有できないくらい危ない会社を除いて買う銘柄がほとんどない状態になるんじゃないか。

 

そうすると倒産リスクの低い低位株の相対的価値はさらに高まるので、定期的な低位株祭りや、この併合前後でも物色があるかもしれない。

 

バリュー投資、低位株投資などローリスクハイリターンをメインとして徹底する私としてはもはや市場にうまみがないので絞り出している状態。

バブルの末期にしか見えないが、崩壊しないからより安全なところを追求せざるを得ない。

 

低位株って明確に定義はないみたいで、500円以下が低位とかいう人もいるけど、私の認識は99円以下が低位株。

200円は普通に高い。

アベノミクス前は少なくとも全部監視しきれないくらいあったから、低位株以外をやる必要もなかった。

 

そんな時代が次に来るのはもはや遠い未来なんだろうな。

マザーズの上昇トレンドは完全に終わったのか

実験的に運用してトレアイで収支公開しているクリック証券の口座が先月の高値から一時約10%くらいマイナスに。

ちょっと警戒が足りずにキャッシュを増やしきってなかったせいもあるとはいえ、保有株の下落が想定以上だった。

現在がバブルの高値と考えているので、今年は他の口座も含めて運用金額を減らしていたが、ここ数年にしては特にマザーズはきつめの下落だった。

 

それでも逆張りで買うのはあまり気が進まないのは、日経平均などの大型指数が全然下がっていないからだ。

マザーズ指数はここからリバウンドしても高値は抜けなそうだから、全体の上昇トレンドはいったん終わったと見るべきだろう。

個別でやる分には問題ないだろうが、これまでより上昇は弱く、下落は激しくなるかもしれない。

 

米の利上げでまず中身の弱くて買われすぎの新興が天井をつけ、徐々に全体も下落に転じるという長期の流れだろうと思う。

少し株価がリバウンドした後、また二番底の下落があるだろうから、そこでどのくらい下がるのかを見極めたい。

その状況によっては長期で持つポジションはさらに縮小して、長くて一週間程度しか保有しないような短期のみに変更することも考えている。

 

当面はこのまま続けてみようと思うが、長期上昇トレンドが下落に変わるところというのは、押し目だと思って買って損切りが遅れると大損失になるところなので、引き続き警戒しながらの売買にしていきたいと思う。

 

PFはマザーズ株はほとんどなく、リバウンド狙いでも低位株中心にした。

それでこの下落はまだ本番の下げだとは思えない段階にしては大きすぎると思った。