日経平均とS&P500のPBR目安
日経平均はリーマンショック以降、PBR0.8倍~1.2倍程度のレンジが基本と見ておく。
リーマンショック、コロナショックのような10年に1回レベルでの大暴落で0.8倍付近まで、3年に1回レベルの暴落では1倍付近までを目安として意識する。
2021年5月11日現在、1.26倍と、割高の上限ラインを超えている。
日銀のETF買いの影響だろうが、2021年に入って金融緩和縮小でETFの買いを減らしたので、PBR1倍の22700円程度があっても驚かない。
以下参照記事
米国株の場合はS&P500で見るが、成長率、ROEなど稼ぐ力が日本企業に比べて高いので、その分PBRは高くなる。
リーマンショック急の大クラッシュでも2倍割れがいいとこで、2.5倍以下なら安いと見ていい。
2021年4月末で4.54倍と歴史的高値である。
S&P500PBRデータ
2002年9月:「2.4倍」<ITバブル崩壊後>
2009年3月:「1.8倍」<リーマン後>
2011年9月:「1.9倍」<欧州債務危機>
2015年9月:「2.6倍」<チャイナショック>
2000年以降の中央値は「2.77倍」
以下の記事より引用