おすすめ株本その1、矢口新の短期トレード教室
チャートや需給の理解、初心者から中級くらいへのレベルアップにちょうどいい本かなと思った。
矢口新の短期トレード教室
矢口新
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要点まとめ
まず著者について、プロフィールによると外資系金融などでディーラーをやった後、2014年からは投資の学校の講師をしているとのこと。
本を読んでいてまず思ったのが、たぶん年配の方だな。
書き方が回りくどくてどうでもいいことをだらだら書いた後に、最後に結論があったりと、やや読みにくい部分や無駄な部分が多かった。
しかし内容に関しては重要なポイントをしっかり押さえており有用だと思う。
序章では主に短期投資に関する考え方。
第1章で利益を上げる方法の大枠。
「山越えを待って売り、谷超えを待って買う」というのは基本。
TPA(タペストリープライスアクション)理論を提唱している。
この理論は要約すると、短期の投資家がボラティリティを作り、長期の投資家がトレンドを作るということを言っているだけで、細かい部分は気にしなくていい。
チャートはフラクタルな性質を持つという表現で、時間軸や銘柄が違っても、似たパターンが多く見られるというニュアンスを表現しているのかなと思う。
週足、日足、時間足、分足の順にチェックする。
これがローソク足の基本的な考え方。
2章で使えるテクニカルと使えないテクニカルを分けている。
テクニカルは補助輪のようなもので、最後は素のチャートだけ見ればいいという方向性。
初中級者には理解した方がいいポイントが多く盛り込まれているのでおすすめの書籍として紹介した。
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